私、なぜか女性からモテました。

どうもべつです。

ブログのタイトルのように私、小説とか書いちゃってます。

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Web小説投稿サイト・エブリスタとカクヨムにて現在、初のオムニバス小説『レンタルチルドレン』を連載中です。

その中に「レズビアンのシングルマザー・土屋紫乃」という女性が出てくるんですが、こちらは高校時代の友人をモデルにしてみました。

 

カクヨムの近況ノートにその内容を記載したところ反応が良かったのでこちらのブログにでもしたためてみます。

 

クラスメイトの紫乃ちゃん

べつの高校は女子校だったんですが、なぜか私は高校一年生の時に3人の女性から言い寄られました。
(ちなみにべつは女です。)

クラスメイトの紫乃ちゃん(仮名)は性同一性障害で周囲にカミングアウトしてるタイプの子でした。

 

自分では「おナベ」って言っていました。男性的な気持ちで女性を見ているとのことです。

ボブくらいに髪に華奢な体格、男臭い感じはまったくない見た目は普通の女の子。

彼女は、ここは女子校だし、自分は女だし、目立つのは嫌らしく普通に女性として振る舞っていました。

 

彼女は孤独でした。カミングアウトしている事もあって距離を取るクラスメイトもいました。そんななか隣の席になった私は、

 

「マジかよ!?そういう奴と初めて出会ったわ!

「だから女子校に来たの!?」

「私は男が好きだからな!間違っても惚れるなよ!」

「てかどーやって彼女作んの?出会いなくね?」

「えっ……ちょっ、待てよ……ちょ待てよ!あっちのほうはどうやって……」

無神経な15歳の私は好奇心のままに紫乃ちゃんに言いたい放題、聞きたい放題でした。

ひどい奴だな(笑)

でも高校生の友達同士なら普通の反応でしょ!

てか紫乃ちゃんが女性を好きだとしても自分には関係ないもの。

オナベだろうが、オカマだろうが私達はクラスメイトだもの。

わたしたち、友達だもの。

そして人間だも

「べつの事が……好き……。」

 

1ヶ月後に告白されました。

 

なんでそうなった!?

惚れんの早すぎでしょ!?

その理由は……

「友達のように優しくしてくれたから」

 

でした。

 

いやいや、そらそうだよ、友達だものっ!!

油断してしまった……。

 

高校一年の夏————、初めて告白された相手は女性。

 

彼女のまっすぐな気持ちに私も新たな性への扉が……

 

開かねーよ!断ったわ!その場で!

 

私は気持ちに答えることは出来ませんでした。

そしてそのあとはクラスメイトであることが気まずい気まずい。

 

振った相手には男女問わず友情は成り立たない。

 

そう悟った15の夏でした。

 

謎の女子高生

私はなぜか高校一年生のときに女性からモテました。

 

高校一年の時といえば空前のバンドブーム到来。

地元ではモンゴル800やGOGO7188や椎名林檎などのコピーバンドが超流行りました。

私も大好きな椎名林檎ちゃんの影響でVivienne Westwoodのブランドとかも好きになり、恥ずかしながら、なんちゃってプチパンクファッションになっていったのです。

いやぁ〜今思い出しても恥ずかしい笑(矢沢あい「NANA」の前ですな)

 

地元のライブとかに赤リップ塗って、バイトで貯めたお金でジョージコックスとか履いて行ってたわけです笑

あの頃のあたい、超イキってたな。

自分で言うのもなんですが、顔がキツめということもあり、そのファッションが割と似合ったりしてしまったのですね。

しかしそんなパンク女は男子のウケが最高に悪く、モテるわけもなく。

 

でもこれが、あたいだし!

みたいにイキってたんです。

 

そんな時、地元の小さなライブ会場でみんなとたむろっていたら見ず知らずの女子高生が近寄ってきて(当時は私も女子高生)

 

「あの、いつも見てます!これ…読んでくださいっ」

 

震える手で差し出してきたのは

 

可愛いらしい便箋のラブレター。

 

なぜ!?

 

つーかお前誰!?

 

渡すだけ渡して、連れの友達とキャッキャ言いながらどっかに消えていった女子高生。(当時は私も女子高生)

馬鹿にされている。他校生に完全にナメられている。

 

自宅に帰り手紙を読むと、

 

ガチやん!

 

ガチのラブレターやん!

 

中学時代の友達をつてに私のフルネームを調べ上げ、主に

「べつさんが、カッコよくて好きです。例えばこんなところが好きです」
「5月のライブ会場で会ったときから好きです」
「できればお友達からでもいいので付き合ってください」と書かれていました。

いや、お前誰だよ!?

怖いよ!

最後に「これからもずっと好きです!応援してます!」と書いてあった。

 

何を!?

 

わたし、コンビニでバイトしかしてないけど……。

 

永久に謎です。

 

そのあとは、こいつとは友達にもなれないと悟りそのライブ会場に顔を出すのを控えました。

 

酔っぱらいのナンシー

それから数ヶ月後、

地元の先輩がインディーズバンドとして東京へ上京するとのことで最後のライブを見に地元のライブ会場へ行っていました。

 

学生バンドとは違い、観客も大人な方たちばかりでワンドリンク制の会場ではお酒も振る舞われていました。

会場は多いに盛り上がったのですが田舎は夜10時が終電時刻です。

高校生は金がないので嫌でも電車で帰宅することになります。

友達と別れ終電を待ちながらそこらに座っていると、

ナンシーみたいな濃い化粧の女が煙草を加えながら近寄ってきました。

頭は金髪、革ジャン、鋲ベルトのついた短パン、網タイツ。

手には缶チューハイを持っていて、明らかに酔っ払っている様子でした。

「ねぇねぇ〜今って〜、何時かわかるぅ〜?」

 

スマホはまだない時代だったけど、携帯電話の全盛期————。

 

いや、携帯見ろよ!とか思ったけど

自分がしていた腕時計に目を落とし

 

「えっと、夜の10時ですね」

と言ったら、時計をしている私の手首をなんとも艶めかしく触ってきて、

「え〜!?もう10時ぃ?」

 

全身にトリハダが駆け巡るわたし。

 

このお姉さんの怖い所は、

呂律が回っていない所と、

目が据わっている所と、

虫歯がひどい所。(もう前歯がところどころ黒いの!!)

 

汚い。

というか怖い。

 

そんでもってその手は私の太腿のあいだに移動してきて、

「ねぇねぇ、どっかでぇ、横にならない?」

と言われ、その場から速攻で逃げた。

 

まだ来ていない電車のホームへ走った!

 

 

女同士でガチチューとか無理!

 

てかあの虫歯だらけの口でチューとかマジ無理!!

 

振り向きもせず逃げた。

 

私の人生で初めてナンパされた相手は女だった。

 

それは、15歳の冬でした。

その高校一年の冬に、私はパンクファッションをやめました。

 

それから女性に言い寄られたことはありません。

 

こうして私のモテ期は一瞬で終わったのでした。

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