法人成り2年目!妻を役員にして良かったこと7選!

どうもべつです。
名目上は、社長夫人です。

弊社ね、弊社の組織図はこちら。

代表取締役(夫)取締役(妻)正社員スタッフ(育休中)
3人体制の小さなデザイン会社です。

図などいらん。

株式会社にして2年目。
夫がブラック企業並みに働いて、妻は役員報酬をもらいながら保育園に入れていない息子の世話をしながら経理とかしています。

会社の年間売上は2000万〜3000万円を必死でキープしています。
コロナとかでもうどうなるやらです。毎日必死です。(夫が)

個人事業主としても何年か頑張ってきたんですが、税理士さんとか商工会の経理の人とか経営者仲間の人とかからも「法人化したほうが良いよ」
ってめちゃ言われて、べつも本とか読んで調べたんだけど、

うん、法人化したほうがいい!

って結論に至ったわけ。まぁ、主に節税とかだよね。
そんで、大抵、家族を役員にするとお得だよって書いてあるわけ。
妻に給与支給で一家の所得を総合的に上げるわけだからもちろんいいけどそれだけじゃないからとりあえず実際の状況を書くよ〜

法人成りして2年目、実際に妻を役員にして良かったことを紹介していきます。

1,所得分散で節税

そもそも法人成りしていないと役員とかにならないのね。
そんで役員はボーナスとか無い!
一度給料決めると次の決算(一年間)まで変更出来ない!

役員報酬は自分で給料決められるんだけど、高すぎるともちろん、社会保険料、所得税とかが高く付く。

給料50万にしたいけど、翌年の所得税とか高く付くから給料40万にして、妻の役員報酬を10万にして調整しよう。
みたいな感じ。

家建てた人とかは、住宅ローン減税の対象となるから所得税とか市県民税が控除されたりする!
夫婦間の給与の分散は人それぞれだから社労士、税理士に確認した方が良い!
こういう代行業者はこっちが言わないと調べてくれないから!今すぐ言え!
給与これで本当に適切なのか?すぐ聞け!

2,社会保険の加入

弊社はスタッフさんを社会保険に加入させたくて法人成りを目指していたってところもあったわけ。
国民健康保険との手厚さがやっぱり違うよね。

社長である夫も法人成りした時点で社会保険に加入となり、例えば専業主婦の妻も夫の扶養から抜けて社会保険の加入になれば将来の年金が手厚くなる。

ただ社会保険料の半分は会社が負担してくれるから個人としては嬉しいが、会社の経費としてはダメージ超デカイ・・・。

日本は医療保険とか遺族年金とかの公的制度が充実してるから
社会保険に加入出来たら生命保険とか見直した方がいい!

生命保険の人も商売だから保険入る時はすぐだけど、抜ける減らす時は一悶着あっからすぐ言え!まず聞け!

3,妻を扶養にして節税

現在、べつは年間103万未満収入で夫の扶養に入ってるよん。
所得税無し、年金保険料無しなのに医療費3割負担と扶養、最高!
扶養だから会社の社会保険料もかからない。

将来、第3号だと受け取れる年金が少なくなるとかもあるけど、そもそも日本全体が少子化とかで少なくなる一方なんだからiDeCoでもやっとけばいいと思う。
夫の給与でiDeCoやれば節税にもなるし、まずiDeCoやれ!

4,会社経費の幅が広がる

車両費

個人事業主の時は妻が手伝ってもなんにもならなかったけど、役員という社内スタッフになれば違う!
一番経費として大きいのは車両費!
銀行や買い出し、会計事務所との打ち合わせなどのガソリン費、車のメンテナンス費用など妻名義の車に対しても経費扱いとなる!(もちろん仕事として車を使用していないと駄目よ。)

地代家賃費

弊社はテナントを借りて事務所にしているんだけど、べつは、息子見ながらだから自宅で主に仕事している。
なので住宅の一部を地代家賃費として経費に出来る!
基本的に家賃や住宅ローンの約10%以下。
それ以上、自宅の3割を作業場にしてるとか敷地内を工場化してるとかなら図面などもみせて税理士さんに確認したほうが良さそう。
これも言わないと動かないぞ、聞け!今すぐに!

注意
自宅を会社経費で購入出来るメリットもあるとか言うけど、格安金利の住宅ローン組めなくなるし、住宅ローン控除や補助金の対象も除外される。おそらくローン自体も25年くらいしか組めないから弊社としてはメリットとしては除外。

会議費

食事代も経費対象となる。
家族経営あるあるかもしれないけど、ご飯食べてて当然仕事の話にならない?
ウチはすんごいある!てか子どもの話か仕事の話って感じ。
夫婦で仕事の話しながらランチしてたらそれ会議費として経費になるよ。
夫婦だと24時間会議開けるからある意味大変よね。
明らかに家族での外食はもちろん駄目だぞ。

5,退職金を支給出来る

会社設立2年目で退職金とか言われてもポカンだけど、色々調べてみると節税対策として退職金ってのは聖域らしいよ。
会社のお金を勝手に引き出したら横領になるから役員とて会社のお金をプライベートで使っちゃ駄目じゃん。かといって役員報酬上げると税金で持っていかれる額も上がると。

そこで税金が一番かからない方法で会社の金を懐に入れる方法は退職金になるとなるわけ!
デメリットは、退職まで遠いっつぅ事と会社が黒字経営を維持して余裕がないとメリットもなんもない。

6,経理を妻に任せられる

夫が現場で働き、妻は経理みたいなのは昔からイメージ強いけど、実際会社の売上とか人件費を他人である従業員に任せるってちょっと抵抗ない?

「え、あたしこんな薄給なのにウチの社長こんなに給料もらってんのかよ」って思われるのイヤじゃない!?
「え、ウチの社長これしか給料もらってないの?ウチの会社大丈夫かな・・・」とか思われんのもイヤ!

「俺こんなにコキ使われてんのに、あいつより給料低かったんだ・・・ヤメたい・・・」とかになるのも大変!

その点、経理を妻に任せると、その点は心配ないよね。
なんてったって社長夫人だもの!

会社の打撃は家計の打撃。他人事ではない!
言われたことだけ事務処理してればいいや〜みたいな事には絶対なれない!
もう必死よ!節税の鬼よ!

税理士と顧問契約してるけど、税理士は支払う税金の計算はしてくれるけど節税の方法なんて教えてくれないもんね!
自分で見つけて聞いてみたり、やってみたりするしかないってこと!
正直この必死さは他人でもある従業員には出来ないと思う。

7,勤務の自由度が高い。

圧倒的に自由度高い。朝礼も会議もない。最高。
2歳の息子と24時間一緒だから好きなときにお茶でもシバきながら仕事♪
は無理だ!
シャーペンすら握らせてくれない。
子どもの昼寝の間に経費処理したり、子どもを親に預けて銀行回ったり、税理士事務所と打ち合わせしたり、納品したりくらいは出来る!そんで夕飯の買い物して帰宅。みたいな感じ。拘束時間が無いのは圧倒的に自由度が高い。

扶養の範囲とはいえ妻の給与が発生しているのに子供を保育園に入れなくて良いという事。
保育園の費用削減は結構デカい!
ただ子供と一緒だとママの自由時間はあるようでない。うん、大体ない。
働き方改革は自分で起こすしかない。

まとめ

法人にした一番のデメリット面倒な経理事務作業。
これを妻にやらせることで夫は気兼ねなく本業である仕事に専念できるよ!

決算処理だの領収書まとめてても売上は上がらないからね。
でもやらないと会社は回らない。身内にお金をいじらせるのがぶっちゃけ信用面でもラク。

そんで妻の仕事に関わることも経費にしつつ給与として会社からお金を引っ張る。

円滑な会社運営と経費の使い方、節税からしても妻を役員にして良かったと思う。

会社が黒字なら妻は笑顔!

以上。

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