妻が夫の愛車ジープ(Jeep)ラングラーアンリミデッドのデメリットを炙り出す。

どーもべつです。

夫の命の次に大切な愛車、ジープラングラーアンリミテッドです。

夫は四駆車が好きなようで、トヨタのSURFや

パジェロミニ(軽自動車)に乗っておりました。

そしてべつと結婚し、当たり前のように将来を考慮し国産車のファミリーカーに乗り換えと思っていました。

しかし今回購入となったのはこの車。

アメ車。じーぷ。

ホワイ?

この車に対しデメリットが多い過ぎるのでこの度ブログにしたためます。

Jeep愛用者の方は大変申し訳ありません。
車に利便性を求めることが間違いと言うならばそれまでですが、腹に息子を身籠ったわたくしとしましては利便性を求めずとして何を求めるかが理解出来ないのです。

新車価格も一挙公開しますので購入を考えている方、
何かの参考になれば幸いですが妻としてオススメはしません。

その理由をあくまでケチな妻目線で書いております。

ジープラングラーアンリミテッドの特徴

まずはこちらを一読ください。
Jeepを紹介するサイトの記事を一部抜粋しました。

ジープ・ラングラーは米フィアットクライスラー社が展開するジープ・ブランドのルーツにしてそのシンボル的存在です。

類い稀なオフロード走破性能の高さもラングラーの大きな魅力です。

もともと道なき道を進み軍事用として使用され、障害物を乗り越えて戦地を移動するためのジープに与えられた性能です。

戦地で万一転倒してもスペアタイヤがロールバーの代わりとなって乗員を守るというメリットも。

屋根とドアを外せば兵員の乗り降りや武器や物資の積み下ろしが素早くできますし、フロントウインドーを倒せば乗ったまま前方の敵に銃を向けられます。フルオープンにすれば車高が低くなって目立たなくなり、敵に見つかりにくくもなります。

一体、なんの話をしているのでしょうか。

現在は2018年。日本国憲法第9条にもあるよう戦争を放棄し終戦から70年が経とうとしています。

第二次世界大戦に活躍した車がそのメリットを最大に活かし現代のJeepがこちらです。

一体何処を走っているのでしょうか。
鳥取の砂丘でしょうか。

我が家では国道以外を走行する予定はありません。

ちなみに我が家の購入したJeepは4ドアです。

では、順を追ってデメリットを紹介していきます。

多大なるデメリット

ワイルドさが際立つ高燃費

外車はハイオクのイメージでしたがこのJeepラングラーはレギュラーで走ります。

単価安いじゃんとか思っていますか?

高速道路などの平坦な道のりで1リッターあたり6km/㍑です。

エアコン使用時はさらに下がります。

もちろん悪路になればさらに下がります。

でも安心して下さい。

タンクには85リットルとたっぷり入るのでワイルドにじゃぶじゃぶ使いましょう。

レギュラー150円前後の満タンでおよそ一万円が消えます。

2017年に買った新車の話です。

 

ワイルドにオープンカーになります。

この車の特徴でもあり、ドアというドアが全て外れる仕組みです。

第二次世界大戦で活躍したメリット、

「屋根とドアを外せば兵員の乗り降りや武器や物資の積み下ろしが素早くできます。」
を最大限に活かした仕様となっております。

こんなふうに。


※日本最大級の車のSNSサイト「みんカラ」様より

これで走ればエアコンも必要なく、爽快感バッチリ!

鍵を掛ける必要なんてありません。なんてワイルドなんでしょう。

ちなみに運転中はカナブンなどの昆虫が顔面に当たるので、ぜひヘルメットを着用して運転してください。

簡単に外せると思っているあなた。甘いです。ドアや天板はすべて鉄板です。

天井を外す際は最低大人4人は必要となりますので恥ずかしがらず友人の手を借りましょう。

一人で無理をするとワイルドに大怪我します。

ちなみに現代の法規上、フルオープンでの走行はできませんのでご注意下さい。

 

季節を感じ過ぎるワイルドなJeep

上記の通り、Jeepの天板等すべて鉄板です。

日本車を乗車中のみなさま、車の天井を見て下さい。布のようなモコモコ素材になっていませんか?

日本の技術は細部にまで行き渡っております。

Jeepはまんま鉄板です。

夏になると焼き肉が焼けるくらいカンカンにアツなります。

冬になると手が凍傷するくらいキンキンに冷たなります。

夫はJeepを購入した夏に熱中症になりました。

夫はJeepを愛しています。決して車のせいにはしません。

そしてエアコンを最大限に使用しガソリンをじゃぶじゃぶ使います。

ワイルドに磨きがかかります。

 

ワイルドな車は雨漏りも気にしません。

車が雨漏りをするという現象を妻は初めて聞きます。

しかも新車でもする可能性があります。

原理を考えれば当然です。

取り外せるドアはすべてボルトと特性ロープで固定され隙間はゴムで塞がれています。

時が経てばゴムは劣化します。取り外しを定期的にすれば劣化はさらに早まります。

そしてその隙間から雨漏りします。

ワイルドな愛用者たちは雨なんぞ気にしません。大切な書類はビニールに包んで持ち運べばいいのです。

 

Jeepの買い時?雨の降らない日じゃないでしょうか。

 

※愛用して2年目になりますが、現在のところは台風による土砂降りや車体をジェット噴射で洗浄する際に運転席側のドアから少量の水が侵入する程度です。

月日が経過したらまた報告致します。

 

故障をいちいち気にしないワイルドさ。

外車あるあるらしいのですが、故障が多いようです。

特に中古車は多いです。

現在新車2年目で、今のところ運転席側の超極少量の雨漏り以外は不便ありませんが、

故障の際は部品等も日本製では無いので町の板金屋さんでの対応はむずかしくなります。

結果的に専門のディーラーに持っていかないと行けません。

そして外車のディーラーは田舎町には超少ないです。

我が家の場合は片道一時間半かけて店舗へ出向かなければなりません。

ワイルドな男はそのドライブを楽しみます。

Jeepのお値段

それでも購入を検討される方のためにも気になるお値段です。

外車ってとってもお高いイメージですが、Jeepラングラーはそこまでバカ高くありません。

デメリットが多すぎるからバカ高く感じるのです。

頑張って交渉し夫が乗っていたパジェロミニを45万円で買い取ってもらい最終的に税込400万で購入しました。

 

バカたけぇです。

 

内訳はこれです↓

本体価格(税込):4,450,000円

ナビ等の付属品:318,168円

販売合計価格:4,768,168

これを…

パジェロミニ下取り:▲450,000円

値引き:▲318,168円

最終購入価格:4,000,000円(税込)

バカたけぇです。

残価設定クレジット(残クレ)の支払い方法

自営業の夫は社用車ともなるのでローンを組んで経費に回す必要があります。

頭金も払うつもりもなかったので一番長いローンを組んでもらいました。

内訳はこうです↓

【この場合の残クレとは】

400万購入の車がローンを組む事で最終的に4,257,070円の支払いになります。

これを61ヶ月、毎月49,500円払っていきます。

そして約5年後、車の残金は約128万円。

このときにジープを買い取ってもらい残金をチャラにするのが残クレシステムです。

ユーザーは常に5年毎に新車へ乗り換えし、ディーラーは新規購入を促します。

もちろんきちんと査定されてチャラに出来ない場合もあります。

例)特に喫煙車・事故車は査定価格がぐんと下がるので注意が必要です。

担当営業マンの弱すぎる営業と価格交渉

営業マンは主に財布を握る妻を説得します。

しかし説得するにはあきらかに材料が足らなすぎます。

笑わない妻を一生懸命笑わせる営業マンとの交渉が続きます。

営業:「この車はどんな悪路も楽勝で走りますよ」

べつ:「基本、国道しか走らないです。」

営業:「JEEPラングラーはアメリカン4WDのレジェンドですから」

べつ:「れ、れじぇんど?」

営業:「やっぱり車は男のロマンが詰まってますからね!」

べつ:「・・・・・」

営業:「外車に乗るって男の夢ですよね!」

べつ:「・・・・・」

どんどん笑わなくなる妻。

試乗中も一生懸命妻を説得する営業マン。

しかし機能面でのメリットが無さ過ぎてなんら心に響きません。

夫の中のメリットは「かっこいい」

そして営業マンの言うメリットは「夢とロマン」

これで購入しろという方がどうかしてます。

最終の交渉は5万刻みで見積もりを持ってきて、首を横に振り続け「税込みは勘弁してください」と粘られたので、

「今日、実印を持ってきています。400万税込みならすぐ判を押します」と言ったらOKでした。

向こうも必死ですが、こっちだって必死です。そこにワイルドさは微塵もありません。

もっと下がる場合もあれば厳しい場合もあると思いますが我が家はこれで見切りを付けました。

 

購入時期は1月下旬。正月が明け、新年度前の車が売れなくなると言われる時期です。

金利キャンペーンもやっていたのでローンも少しおまけしてもらいました。

 

まとめ

ジープは5人乗りです。

こんなにでかいのに5人です。

ステップワゴンなどの6人乗りのファミリーカーにすればチャイルドシートに息子を乗せてじいじとばあばを乗せて家族みんなでお出かけ!

そんな事を考えていました。

このワイルドさでは難しそうです。

祖父母のどちらかはお留守番です。

夫はこの愛車Jeepを潰れるまで乗ると発狂していますが、恐らく修理費が圧迫し妻の強制スクラップとなることでしょう。

そしてあの車をオープンカーにする日はないでしょう。

 

ではなぜ購入したのか。

 

夫がうるせえからだよ!

それ以外あるか!!

 

家計を圧迫し続けるJeepに乗って、夫は今日も必死に働きます。

のちに住宅ローンに響こうとも今日も、Jeepに乗って国道を走ります。

 

頑張れ夫。完済となるその日まで。

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