【体験談】ハウスメーカーのダメ営業マン「田中」の呪縛と解放

マイホームローン申請中のべつです。

マイホームを建てるにあたり、不動産会社・ハウスメーカー・建築デザイナーなど色々と回りました。

 

その役回りは会社によって様々で、不動産のみのところや、不動産と工務店がくっついている会社や、大手だと分譲などの土地提供から引き渡しまで一つの会社がやるといったことがあります。

 

一番共通して言えたこと、それは、

営業が鬱陶しい!!

 

それに付きたと思います。

もうほんっとうにうざい。頼んでないのに家にやってくる!

わかる!わかるよ、べつも営業やってたからわかるよ。

 

わかるからこそ、

 

もうちょいやり方考えようよ。

 

言い方練習してこいよ。

 

という気持ちが満載でした。

 

そしてその中でも特に酷かった、某ハウスメーカーの年配営業マンをここで紹介したい。

名前:田中由紀夫(仮名)
性別:男性
年齢:推定53歳
特徴:痩せ型、身長170cm前後
長所:粘り強さ
口癖:「お忙しいところ恐れ入ります」

 

この方がある意味で一番粘り強さを見せた営業マンでした。

 

もう悲しくなってくるので田中との出会いから営業っぷりをセリフ重視で紹介していこうと思います。

「予算はいくらですか?」

自由に出入りOKのオープンハウスでニコニコしながら「こんにちは〜」の次に予算を聞いてくる営業マン。

 

それが田中との出会いでした。

私たち出会ってまだ2分ですよね?

 

おい、田中!予算ってほぼ年収聞いているのと変わらないからな。

 

出会って2分で

「営業なの〜へぇ〜、で田中って給料いくら?」って聞かれているようなもんだぞ。

物事には順序があるぞ田中!

 

お前絶対モテなかっただろ!!

 

田中の第一印象は「こいつモテない」でした。

「ここの家は4500万でした」

モデルハウスではなく、これから引き渡しをする〇〇様の家をオープンハウスとして紹介するメーカーも珍しくありません。

親切にも田中は聞いたことをなんでも答えてくれます。

べつ:「土地は?」

田中:「親の土地らしいです」

べつ:「ここで建物はいくらですか?」

田中:「こちらのご自宅は4,500万です」

べつ:「へぇ〜すごいですね〜ご主人は何のお仕事されているんですか?」

田中:「銀行マンです」

 

 

 

個人情報ダダ漏れじゃねーか!

 

表札までついていた鈴木さん(仮名)の新居は5人家族で、夫は銀行員、自宅が4,500万ってことは年収が大体…

って鈴木さん(仮名)のプライバシーもオープンかい!!

ニコニコ親切で答えた営業マン、田中。

 

お前のところで建てたら家も資産も大公開かよ。

 

気づけよ田中!!

翌日の営業電話

電話番号を書いたら次の日には電話が来ます。

たいてい日曜日のオープンハウス。月曜日の夕方頃に電話が来ます。

田中:「その後、土地探しは順調でしょうか?」

 

いや、昨日の今日じゃん!?

 

こっちだってな四六時中土地ばっか探せねーよ!

 

田中:「では、情報がありましたらまた連絡致しますね〜〜」

 

情報ないんかい!

 

なんのための電話だよ!!

 

そう、田中のトーク力の低さは、それはそれはひどいものだった。

 

週末の営業電話

田中:「その後、土地探しは順調でしょうか?」

田中は土日になると電話をかけてきます。

べつ:「何か、いい土地情報がありますか?」

田中:「はい。資料をお持ちしますのでぜひ会ってお話できませんか?」

べつ:「それってまだネットにも出てない情報とかですか?」

田中:「……いや、えぇ〜、っとまあ、出てますね…」

 

べつ:「……じゃぁ私…家で検索して見ますので、どこの土地ですか?」

田中:「いや、あの、資料としてお持ちします」

 

べつ:「?非公開の情報とかがあるんですか?」

田中:「……いや、えっといやあのそういうわけでは…ないのですが」

べつ:「わざわざ悪いので家で見ますよ」

田中:「いや、資料としてお持ちします!!」

 

なぜそのトーク力で会おうとするのだ!?

 

そんなに会社に居たくないのか!?

会社に自分の居場所がないのか!?

 

そういって田中が持ってきた資料はネット公開ページをプリントしただけの資料だった。

田中:「希望条件と合った土地だったので」

べつ:「……うん、検索して知ってる」

べつ・田中:「「……。」」

 

週末の自宅訪問

ピンポーン―—。

週末になると午前中に営業訪問にやってきます。

田中:「その後、土地探しは順調でしょうか?」

午前中っていうか、9時15分にやってきます。

田中は土地資料として、新しい情報のプリント資料を持ってきます。

べつ:「これネットで……見ました」

べつ・田中:「「……。」」

 

 

ピンポーン―—。

田中は週末の土曜日に営業訪問にやってきます。

 

田中:「その後、土地探しは順調でしょうか?」

遅くても10時には来ます。

情報が無いのか、田中は土地ではなく、住宅ローンお得情報のコピーを持ってきます。

べつ:「………………土地は?」

べつ・田中:「「……。」」

 

 

ピンポーン―—。

田中は週末の土曜日に営業訪問にやってきます。

 

田中:「その後、土地探しは順調でしょうか?」

どうやっても10時前には来ます。

田中は土地情報ではなく、とうとうお家のエアコン掃除テクや梅雨対策の情報誌を持ってきます。

べつ:「……まだ家建ててないんすけど」

べつ・田中:「「……。」」

 

営業からの解放

そうやって1ヶ月、中身のない訪問と尋常じゃないトーク力の無さで会うことすら億劫になってくる私。

居留守を使い、電話も出なくなりました。(田中、ごめんな)

土地が決まって、別のハウスメーカーが決まるころには半年が過ぎており、田中の訪問回数は減りましたが、未だに空回りの資料がポストに入っていたり、電話が来ます。

 

悪いと思った夫が

夫:「土地が決まったこと、田中にも教えてあげよう。もう来なくていいよって伝えてあげよう!」

それは何かの呪縛から彼を解放してあげるような心境でした。

今頃田中はどこのポストに資料を投函しているのだろう…。

彼の居場所はどこにあるのだろう……。

 

 

私は久々に田中の会社に電話をしました。

 

べつ:「あ、営業の田中さんいらっしゃいますか?」

受付:「はい、お待ち下さい。…社長ぉー、お電話ですぅー」

社長!!!!

田中…おまっ、しゃ、社長だったの……。え、居場所、無いの?

 

田中:「はい、お電話変わりました!」

べつ:「……あ、えっと実はこのたび土地とメーカーのほうが決まりまして…」

田中:「えっ!?ほんとですか……いやいや、えっ?そうなんですか?……」

なぜか尋常なほど「まさか!?」「決まっただと!?」という反応見せる田中……。

べつ:「……色々と足を運んでいただいたのにすみません…」

田中:「いや、ホントに資料とか色々持ってたり、電話も掛けたんですが…

 

べつ:「……(お前が勝手にな!!)はぁ、すみません」

 

田中:「まぁ、良かったんじゃないですか?

 

べつ:「……はい、そうですね」

 

田中:「……いや、訪問とかも結構行ったんですが……」

 

べつ:「……(お前が勝手に来たな!!)んません」

 

田中:「いやー、そうですか……」

 

べつ:「……」

 

田中:「……」

 

べつ:「……」

 

田中:「……」

 

 

 

 

いや、社長!!!!!!

 

しゃべれ!!なんかしゃべれよ!!

 

べつ:「……では、失礼します」

 

田中:「あ、ははい。え、あ、あありがとうございましたっっ!!」

 

 

 

 

あの会社の未来が心配です。

 

 

 

ハウスメーカーの粘り強い営業は家を建てるにあたり一つの壁かもしれません。

私たちは結局全く営業をしてこなかった建築デザイナーさんに頼むことになりました。

 

的確、かつ明確な情報をくれます。

 

田中……すまん。

 

以上、現場からでした。

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